スマイル戦士音レンジャー 三木二郎 BLコミック


「――では、三日後に」。

掃除も洗濯も料理も、忠司がしてしまうからだが、その代償とでも思っているのだろうか。「そうっ、とくにシュウさんの、ティラミスとモンブランとフルーツタルトは絶品なんだ!ミルフィーユとプリンも感動モノだったし、アイスクリームだってすっごく滑なめらかでコンビニのとは比べものにならないんだよ」。そのまま、後ろを向かされて、唇を奪われる。「……あのね、嘉瑞」。

(もー絶対嫌だっ!あ、あんな……っ……恥ずかしいことなんか……っ!)高敏にされた淫行の数々を思い出し、嘉瑞は身震いした。「hommefatalオム・ファタール」。「ああっ、駄目だよ。そんなに塗ったら駄目っ!」。「キス、してよ。約束したじゃん、朝と夜寝る前にキスするって」「し、してねえッ!」。ばらしたなと当真は勘助のほうを恨めしく見たが、すでに後の祭りだ。二人とも、事情は判らないが、自分たちがどちらの味方になり、どちらを助け、どちらを護るのかは承知していた。「何か、勘違いしているな」。

「交渉に時間が掛かったのは、途中で来客があり、わたしは後回しにされたからです……。それよりも、夕食はどうしました?」。「したとは、セックスのことか?」。ファイは高埜を無視したまま、リオンに冷笑してみせた。できれば助けなど求めたくはないが、この状況では致し方ない。名前を呼ばれて顔を上げた司は、すぐ近くに義和の顔があるのに気がついた。もとは軍人であり、暗殺者であり、百戦錬磨の強者である鷹司を相手に、桜庭が逃げて、抗いきれるはずはなかったのだ。

手早くシャワーを浴び、軽く体の水気を拭き取ってから、緋色の襦袢を身にまとって共布の腰紐を緩く結んだ。リアリーは、先程から神妙(しんみょう)な顔をしてじっと咲(さ)き誇(ほこ)る花を見つめているサーファに向かって、声をかけた。


ボーイズラブ小説作品紹介


ヨーロッパ小国の大公殿下・理央と教育係のルシエルは秘密の恋人同士☆日本で育ったため、「オマケの王子」と言われる事も多く、まだまだ勉強中。そんな理央を支えるルシエルは、相変わらず厳しいが、二人きりの時は熱烈な愛を言葉と身体で伝えてくれる。そんな中、大公としてチャリティーパーティーを開くことになった理央。無事に成功したかに見えたその夜、理央にさらなる試練が……!!

タイトル:がんばる王子様
著 者 名:高月まつり
レーベル:オマケの王子様
発 行 元:フロンティアワークス

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